山のある休日 - Go mountain -

山に登って、思ったこと感じたことを率直に伝えていきます。その先に「山っていいな」「登山はじめてみようかな」と思っていただければ。

御在所岳【三重】|鈴鹿セブンマウンテンズの一角で初の1000m峰の頂に挑戦

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2017年5月14日

三重県はセブンマウンテンズの一角、御在所岳にいってきました。
登山を始めて半年、前回の霊仙山で初の1000m超えを迎えるはずが、生憎の悪天候に8合目付近で引き返すというアクシデントが発生し、成就しませんでした。その悲願を達成すべく、御在所岳にやってきた次第です。
なぜ霊仙山にリベンジしなかったかというと霊仙山は1000m超えプラスアルファで福寿草を見るというふたつの目的がありましたが、もう福寿草の時期は過ぎてしまったので霊仙山はまた翌年以降チャレンジするとして、矛先を次点で候補に上がっていた御在所岳に合わせたのです。
ここは中登山道ルートの途中にある名物キレットをこなしてみたかったので目指す山のリストに早くからピックアップしてありました。
今まで技術面を必要とする山には触れてこなかったので、今回これでひとつのレベルアップを計ったわけです。大人の階段を登るというやつです。今回のキレットは下りますが。

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6:35
ご機嫌にオレンジジュースを飲みながらリクライニングを倒し、助手席でさながらティファニーです。横でハンドルを握るのは相棒K氏です。


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名阪国道という名の無料高速道路をひた進みます。

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バブルの時の遺産でしょうか?似たようなのをいくつかすぎていきました。どれも独創的な造りでその当時の浮かれ具合が語りで聞くより具体的にわかります。

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9:30
ロープウェイ乗り場の駐車場に到着です。観光バスも停まっていたり、2階もあったりで、かなりの収容台数のようです。

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今回の登るルートはもっともポピュラーな登山道と紹介されている中登山道です。駐車場のトイレを正面に見て左側、観光バスのおしりを見ながら脇道に進んでいきます。突き当たりの階段をくだります。

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廃墟ハンターと化すK氏。一昔前まではよく栄えていたとおぼしき旅館です。もう数年待てばいい具合に育ちそうな物件です。近くにはまだ経営を続けている旅館も数件並びます。

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登山届は必ず出しましょう。自分を守るためです。
この後まだ2箇所ほど出せるところがあるので、ここで出し忘れても大丈夫です。

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標識乱立問題。

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10:10
ここからスタートです。見逃しようがありません。

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序盤からこれまでの登山とは違うザレた足下にテンションがあがります。この先に一回り大きくなった自分がいる予感がしてきました。

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イワカガミ。THE山の花。

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わずか数分程度で山頂まで駆け上がる恐ろしい文明の力です。見上げるこちらは「あんなもんで、楽して山頂に立って何が楽しい?」と思い、向こうからは「こんな便利なもんがあんのになんでわざわざ時間浪費して歩くし?」なんて思われてるに違いないという被害妄想の噴煙が上がります。

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10:35
いつの間にかすでに4合目な件。


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おぼれ石ではなく、おばれ石です。
お約束通りとりあえずおぼれるK氏。

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芸術派ケルン。バランス感覚がえぐい。

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ガスの中に吸いこまれて行くゴンドラの行く先は…。

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10:45
5合目がやけに近いです。

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10:55
御在所岳といえばこれです、これ。地蔵岩。
決して落ちないということから受験シーズンには多くの人が願掛けに訪れる有名スポットです。こちらは違う意味で落ちないよう登山の無事を祈ります。

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11:05
本日のメインディッシュのキレットです。写真ではなかなかの高度感ですが、実際立ってみると大したことはありません。小学生のお子さんでも行けちゃいますが、スニーカーだったり雨の日だとグリップ効きづらいので慎重に降りてください。

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下から見上げるとこんな感じです。

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この頃のK氏はまだデイバッグです。まだまだ青かったな。

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11:25
やっとこさ1000m超え、ここからは未踏の地です。

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フデリンドウがあちこちに咲いています。まだまだ花を愛でるくらいの体力は残っています。

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7合目で少し立ち話をした親子をパシャリ。お父さんと息子さん。年齢を聞くとまだ8歳だそう。この歳ってお父さんが無理に自分の趣味に子供を引きずり込むイメージがあったのですが、こちらは珍しく逆のパターンのよう。息子さんがお父さんを朝早くに布団から引っ張り出して山に連れてけと言われるそう。こういう関係が憧れで羨ましい。

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11:45
1111mで並びがいいからここを8合目にしたのか?と思い、この〇合目の定義について少し調べてみました。
特に規定などがあるわけではないようです。でもたいがいの山で見られる規則としては麓から中腹までは間隔が広く、山頂に近くなるにつれ詰まってくるようです。確かに1合目から2合目なんかはやけに長いのに8合目から9合目、山頂なんかは間隔が短いような…。
これは序盤はまだまだ体力があり、長く設定しても長く感じないという観点からだそうです。逆に体力がすり減ってくる中腹以降はまだかまだかと長く感じるので間隔が短い。あとは励ましの意味もあるようです。私は全然知りませんでした。ちなみに富士山なんかはルートが多く、同じ8合目なんかでも標高が全く違うそうです。結構曖昧だな。

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12:00
富士山が見たいとか高望みしてはいけません。天気が崩れなかっただけで勝ちです。

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ロープウェイという活字にこれ程心躍るとは。行きしなは見上げながら小馬鹿にしていましたが、すぐに手のひらを返して「使えるもんは使っちゃえ」というなんとも反逆者に相応しいふたり組です。

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ビクトリーロードと、

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ビクトリーピース。

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先のこんもりした丘の上に一等三角点があります。

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12:20
駐車場を出発しておおよそ3時間、山頂に到着です。なんとも立派な山頂標識です。個人的には少し古びたようなアジのあるものが好みです。

人の群れが出来ていたので前に立つのは諦め横から控えめに撮っておきます。

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チキンラーメンが…。
よくネットで見ていた気圧の変化で膨張するアレです。メカニズムはあまりわかっちゃいませんが。

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麓の駐車場の他、山頂にもトイレがあります。道中はありませんので、頭に入れて登山をスタートさせてください。

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人はすぐ簡単に手のひらを返すといういい例です。片道1,240円です。
手を出してしまいました。観光地化した山頂でロープウェイの駅に吸い込まれていく人を見てたら、もう下るの面倒くさくなってお金で解決したとは言えません。

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あっちの方角に富士山とかいう山があるらしいですが、きっとまぼろしでしょう。

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街行きの服装の比率が高くこっちが逆に浮く件。関西だと摩耶山伊吹山でしばしば見られる現象です。

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無情だけど快適です。すごくモヤモヤしたものを感じながら外を見つめています。でも快適です。大事なことなので2回言います。

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下りたら売店等が開いていて、行きにはなかった賑わいを見せています。パン屋さんと言えばフランスのイメージですが、スイスも有名なのでしょうか?スイス直輸入とは?

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自販機コーナーも充実しています。

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下山時に使う予定だった体力がそのまま残っているので、ちょっと不完全燃焼な感じはありますが、これも登山です。別に前日から練っていたルートや時間もその通りでなく臨機応変に、柔軟に組み替えればいいし、それが出来るのも山です。

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ルーティンと化した立ち寄り温泉。今回はロープウェイの中でばばっと検索して引っかかったアクアイグニスです。画像で見る限り広さもそこそこで何よりロープウェイの駐車場から車で10分という好立地。寄ってけと言われているようなもんです。
運転席で指さし「ここ?」と問うK氏。グーグルマップを見ながら縦に首を動かす私。ただの温泉施設を予想していたわたしたち。地方のショッピングセンターくらいはあるんじゃないかという駐車場の広さで、この日はメインどころが満車なのか少し離れた第三駐車場?に案内されました。

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温泉だけのつもりできたのが、なにやらパン屋さんがあったり、イチゴ狩りなんかもできるようでさながらテーマパークです。

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温泉どこ?‹‹\(´ω` )/››

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施設だけでなく温泉も広いのなんの。大型テレビのある温泉なんて初めてです。さすがに写真は撮れないので是非楽しみにして訪れてください。お風呂を上がったあとはこのスペースでうだうだしていました。家の近くにあったら週3で来るやつです。
側にイチゴ牛乳なる飲み物がありをその場でミキサーにかけて仕上げるそれに無意識で財布をあけていました。
温泉出てすぐのとこはズルい。ハマらないと先に進めないタイプのトラップです。

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K氏の要望でパン屋に寄ります。時間がいくらあっても足りないほど充実した施設です。
過去何十箇所と登山帰りにあちこち寄っていますが、片手には入る上位スポットです。

あまり居てると定住してしまいそうなので、ギュッと掴まれた後ろ髪の手を巴投で振りほどき帰路につきます。リピート必須です。またきます!

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トイレ休憩に酔った名阪国道の伊賀ドライブインです。レストラン名が満腹の術…。こんなにも堂々としていると怪しさ<興味になるのが不思議です。
入りたかったのですが、すでにパンをほおばり満腹の術にかかってしまっていたのでスルーします。

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忍ジャエール。もちろん買いました。味はもちろんジンジャエールでしたが、これで私も明日から忍者になれるものだとばかり思い、朝起きた時のショックは今でも忘れません。今思えば多分量が足りていなかったのでしょう。伊賀を訪れることがあればケースでの購入をオススメします。すぐ忍者になれます。

今日を終えて

今回紹介したルートの中登山道。ひと言で表すなら楽しかったが一番しっくりきます。駐車場から山頂はではおおよそ3時間。アスレチック要素、見どころも多くとても満足度の高いルートでした。御在所岳はルートもたくさん設定されているので、違うルートもいずれチャレンジしにくることでしょう。登山関連の書籍で紹介されている画では紅葉の時期のものが多いので、再訪は秋に。
もうちょうど3年も前かとブログを書いてる途中で写真を見て振り返ると私のザックがもう4代目な件。30L前後のものでです。自分では良いものに出会うべく変えているつもりですが、これをきっと飽き性と言うのでしょう。

おしまい

 

 

青葉山【福井県】|日本海を一望できる眺望に富んだ登山旅


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2018年6月3日
福井県青葉山に行ったときの話です。

青葉山福井県京都府に跨り、東峰と西峰のある双耳峰(そうじほう:ふたつの頂を持つやまのこと)です。標高は東峰が693mで西峰が692mです。基本として青葉山と言って目指す先の場所は西峰になります。東峰の方がわずかでも高いですが、中継地点のような存在です。
競うように各地域でなんちゃら富士の名前をつけたがる傾向がその昔あったようで地域毎にご当地富士なるものが存在します。青葉山もそのひとつで若狭富士の異名を持ちます。

青葉山も荷が重いだろうに。例えが日本一では。

今回のルートは中山登山口から東峰、西峰と歩き、また中山登山口に戻る周回ルートです。一番多くの人が辿る定番ルートだと思います。休憩込で5時間。
途中、途中の抜けたところでの眺望はお世辞抜きで抜群です。
ロープの張られた箇所やハシゴも設置されていますが、難易度は高くないので気をつければ小学生のお子さんでも大丈夫です。
スニーカーではスリップの可能性もあるのでトレッキングシューズは必須です。ローカットでもミッドカットでも問題ないですが、ソールの少し堅いものが頼りになります。

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登山口前の道路脇に駐車し登山開始です。駐車料金の徴収はありません。

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すぐ隣が中山登山口(中山口)です。まだ6月だというのに陽射しは夏です。

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中山登山口から合流点、展望台、東峰と目的地の西峰へ行き、合流点、今寺口、高野口に向かい中山登山口へ戻ります。なんでも感でもデジタルになる世の中ですが、このての案内版は電子化されてれほしくないな、と毎回思います。仮にきてしまったら孫の時代にはこういった案内板もありました、と歴史として扱われているかもしれません。

8:10
準備体操も終えて、登山開始です。 

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燦々陽を浴びた新緑が眩しいです。

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青葉神社イコール東峰の山頂を指します。

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8:50
展望台からの眺めです。30分強歩いただけでこの景色です。
日本海側はもっと荒れた波のイメージが勝手にありましたが、とても穏やかです。
今日はここまでという空気が漂い始めたので、長居せず先を急ぎます。10分もいたら根を張ってしまいます。ここまででも十分登る価値ありですが、片道3時間近くも高速をかっ飛ばしてきた身からするとここでUターンはできません。先に行くはほぼ義務です。ここで20分も潰しました。相変わらずのろまな登山です。

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買ったばかりのキャノンの一眼に翻弄されるK氏。ここでバシバシフラッシュをたいています。

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展望台から歩いてわずか数分。少し早めになってしまいますが、お昼をとるのに最高の場所です。ベンチも数台あります。すぐ隣に金毘羅大権現があるので登山の安全祈願をしておきます。都合のいい時だけ神様に頼り、恥なく縋ります。人とは大半そういうものです。例をあげるならここの2人はそうです。

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レンゲツツジでしょうか?新緑によく映えます。

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馬の背もどこでも聞く名前なのに各場所難易度は雲泥の差があります。ちなみにここはベリーイージーです。

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ザックの色がほぼ周りに同化する件。

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こういうのすごく気になります。何かわかる方教えてください。郵政の文字と郵便局のマーク。こんな重たそうなもんがなんでこんなところに。

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9:55
東峰の山頂です。青葉神社を撮るのわすれてしまいました。脇にシートを広げるくらいのスペースはありますが、眺望はなしです。
西峰に向かうここから登山開始というくらいここまでは緩いです。


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大なり小なりいくつかのハシゴが出てきます。怖い、危ないって感じではありません。結婚前のご両親への挨拶くらいの緊張感を持っていけばお釣りが返ってきます。

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ここだけは転がったら笑えません。すぐに御先祖様と酒を飲み交わす羽目になります。

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内陸も遮るものなく、空が広く感じられます。広角レンズを買うか本気で悩みました。

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この梯子は高度感あるので高いところ苦手な人はしんどいかもしれません。手すりを持って慎重に降りてください。

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これは?!これがツボミなのか実なのかなんなのか?帰って調べましたが答えの出ないまま。知ってる方がいらっしゃいましたら先ほどの件と合わせて是非ご連絡をください。

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この先は俗に言うインスタスポットです。なんでもかんでも載せるのもどうかと思うので、ここは現地に言ってご確認ください。

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10:45
青葉神社に無事到着。西峰の山頂標識はすぐそこです。神社の裏の大岩の上です。ロープレでよくある裏アイテムのあるスポットです。

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「そう簡単には行かさん!」と立ちはだかる壁はまさに人生そのものです。

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山に登る意味の答えが複数あるならひとつはこれだと断言しておきます。この景色を見たらひと月まるまる溜め込んだストレスも消え失せます。盆と正月がいっきにきたとは山で海を味わうといったときの比喩表現です。おそらく。きっと。

デジカメを心底胸前で大切そうに、さらに「早くどいてくれ」とは口に出さずともオーラで詰め寄ってくるおば様方が後ろにいるのでそこそこで切り上げます。狭い狭い山頂なので譲り合いは当然です。

ロープを降りると神社の前でシートを広げてお昼にさせる方が多くいます。時期によるかもしれませんが、風の抜けが強い場所なので火を使われる方は風防があるといいです。

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お腹いっぱい写真も撮って、昼食も終えたのであとは流すだけです。
ピストンと違い行きしなに通っていないルートなので、新規の気持ちでウキウキで歩き出しましたが、まー何もないこと。カメラは早めにザックの底に眠らせました。

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12:40
林道の終点です。おつかれさまでした。途中お昼をとったのでなければあと50分は早く降りてこれたと思います。このまま今寺口を通過し、中山口に戻ります。

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クマ注意の看板多い。
怖さの表現とは難しい。やりすぎるとグロくなりそうだし、ほどほどになるとそもそも何を伝えたいかわからなくなる。これは怖さと可愛さのバランスが絶妙。やってることは悪なのに顔には愛嬌があります。
で、気づけば登山口に戻っていたのですが、ザックからカメラを掘り起こすのが面倒だったためこの今回の登山の写真はこのクマさんでフィニッシュです。

ここからは帰りに立ち寄った場所をご案内します。
最近登山よりオプションに重きを置き始める危ない状況に陥りそうになります。気をつけなくてはいけません。

1つ目はJR小浜線松尾寺駅西国三十三所のひとつ松尾寺の最寄り駅です。
単線というのもそうですが、また駅舎の雰囲気がめちゃくちゃ好みです。

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ゆずの“さよならバス”が聞こえてきそうです。電車ですが。

次は舞鶴港と赤レンガ倉庫です。

戦艦(護衛艦?)はいつ行っても停まってれば見られると思っていたら見学時間があったので急いでいきました。行かれる方は時間を調べてから行ってください。

赤レンガ倉庫は小さなマルシェが開催されていました。いついってもしているのでしょうか?週末限定?こちらも調べて時間に余裕を持っていってください。

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男のロマン
載せてるのは一部ですが、確実にカメラの寿命を縮めるくらいにはシャッター切りました。半日はいれるな。

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超熟マフィンのCM風。

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人生死ぬまでチャレンジです。味が気になる方は是非買ってみてください。私の口から言えることはありません。

今日を終えての感想
何気なしに山に登って日本海をみたいというところから始まった今回の登山。日本海側の山には疎く、選定基準となったのが関西百名山。単純にこっから選べばハズレやしないだろという安易な考え。で、登ってみたらその通りとなりました。本編でも言いましたが山頂以外の道中も眺望が良く、完全なハイキングではなく軽トレッキングくらいで山に登ったという満足度も得られます。単純にいい景色が見たいと思って山を選ばれる時の候補のひとつにして頂ければと思います。
しかし、大阪からはさすがになかなかの遠さです笑

おしまい。

仙ヶ岳【三重県】|鈴鹿セブンマウンテンの前座、西と東のツインピークス


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2020年3月15日。

棚ぼたで発生した4連休を使って、鈴鹿山脈の一端でタレントどころの御在所岳や鎌ヶ岳に比べ少しマイナーな仙ヶ岳にいってきました。標高は961mと侮るなかれ、仙鶏尾根への登りが容赦ないです。

今回は帰りのルーティンとなってる温泉プランを省いたので少しゆっくり目の5時半にK氏車でお迎え。
毎度のセブンで昼食等の調達とホットコーヒーを飲んで脳を覚醒させます。

第二京阪新名神と進んだところで降りるはずの鈴鹿スマートICをナビがロストさせるアクシデント発生。

なぜか道のない山の中を進み出す始末。

iPhoneのグーグルマップで確認するも間違っていないのにナビは果てなく「右方向です」を繰り返し戻ろうとさせます。
K氏に聞くともうかれこれ5年もアップデートしていないとのこと。
鈴鹿スマートICが昨年3月に開通したことを知らなかった不憫な子です。
知らなけりゃそりゃ案内もできません。みなさんも目的地に行く時はルートが合ってるかきちんと事前確認をお願いします。
危うく山に入る前に遭難するところでした。笑えません。

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鈴鹿スマートICからはほんの数分で小岐須溪谷キャンプ場の駐車場に到着。仙ヶ岳、宮指路岳に登る人はここを通過した先にあるもうひとつの駐車場に止めるのがオススメです。
ここに止めると何にもないアスファルトの道を延々と30分も歩く羽目になりましす。私たちは下調べが足らず、ここに止めて、先の駐車場を見て固まったクチです。
私たちが身を滅ぼし掴んだ情報です。必ず活かしてください。でなくば死んでも死にきれません。先がいっぱいなら戻ってくればいいだけです。

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ログハウス風なトイレ。その奥が入道ヶ岳の登山口です。

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↑こちらでございます。

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そりゃいます。むしろ彼らの居住区に私たちが踏み込んでるので何かあっても文句言えた義理じゃありません。

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延々30分の道がこちらになります。

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午後から次第に下り坂の予報なので今のうちに拝んでおきます。

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水場です。車の人も脇に停めてくんでいけます。

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このガードレールの間を1分行った先に屏風岩があります。正しくはあるそうです。「帰りに寄ろうぜ」と言ってちゃんと素通りして帰ってきました。なんでも世の中後回しはよくありません。

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進行方向右手に出てきます。宮指路岳はこちらから。これも先の駐車場に停めた方が圧倒的に近いです。2分戻るくらいですみます。

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で、こちらが先述から言ってる先の駐車場。10台は停めれそうです。入道ヶ岳へ向かう人は手前の駐車場に停めましょう。

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立入禁止とありますが進んで問題ないありません。

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数匹なら“かわいい”って言うのにこの数だと“きもちわるい”ってなる人間のエゴ。おたまじゃくし君に罪はありません。


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標識があってもよさそうなちょっとした橋(名前忘れた)を渡り左へ向かいます。


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長い長い林道のはじまりです。
仲の良い人とでないと永遠の沈黙になるであろう何のアクションもないただの道です。

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林道の終点。おつかれさまです。
帰りもこれを戻るのかと思っただけで多少精神が参ってしまうのは、来た方にのみわかりますので、楽しみにしていらしてください。

ここが仙ヶ岳への玄関になります。長い長いウォーミングアップで温まりきった体がを欲しています。


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ケルンに定義はないのでしょうか?よくタテよりヨコに育っているタイプも見ますが、創造性の話で特に問題はないと解釈して先に進むことにします。


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このあといくつか出でくる渡渉(としょう:主に橋のない川、沢を渡ること)のひとつめです。前の日が終日雨だったので心配していましたが、問題なく渡れました。

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行く道は終始ウエットです。


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山の異常な水質の良さにも最近では慣れてしまい感動が薄いのが残念です。

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尾根という活字を見ただけで凄まじくテンションが上がる件は私だけではないはず。山に来た感を強めてくれます。

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木漏れ日がいい演出をしていますが、実際はなかなか強めに鞭を振ってくる登りなので、現場では全くもってこの演出を満喫できていません。

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ショウジョウバカマがちらほらと。

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雪の時期は遠慮したい箇所です。

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すれ違うのは難しいほどの道幅です。どうしてここを道にしたし?

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ロープを使って登るのはこの1箇所のみ。難易度はこの後の工程も含め高くはありません。

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奥に伊勢湾が見えます。最近は見ても琵琶湖だったので山からの海は久々です。でも大きな水溜まりというジジの定義では湖も海もあまり見た目変わりません。

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岩場が続きそうな雰囲気はフェイクです。息を切らすほどの急登がまた始まります。


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意外と天気ももっています。

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コース外では歩く横でカラカラと音を立ててい花崗岩が崩れるところは見ましたが、これといって崩落してる箇所はありませんでした。鈴鹿山脈の中央から南は花崗岩で成形された所が多く、風化も激しいです。
自分に孫が出来るような歳になったときにはコースが大きく変更されているかも知れません。その頃には登山は仮想現実なんかで楽しむようになっているのでしょうか?

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途中から風が強く、風を遮るもののない山頂では困るので、もう20分というところですが、手前でお昼にします。
今日は近くのスーパーで前日購入していたフライパンで炒めるだけのちゃっちゃっと飯です。
じっとしていると指先がジンジンするくらい寒いので優雅なアフタヌーンとはいかず、食後のコーヒーもクッキーも流し込みリスタートします。手袋やダウンはまだまだ必須アイテムです。


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歩き出してもまもなくして現れたのが仙の石のある分岐点です。眼下に見えるのが新名神です。あれが開通したおかげでそれまで渋滞がなくなったのだとか。どれほどひどい渋滞だったのか普段使用しない私に知る由もありませんが、文明の力とはすごい。渋滞も我々が作り出した文明です。


案の定ですが、風がビュンビュン抜けていきます。あのポジションでの昼食は正解だったようです。

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これが仙ヶ石です。これを見にわざわざ遠方から足を運ぶそうです。

仙ヶ石で団体様の写真撮影会が行われており、そこそこの賑わいを見せていましたが、この日はお弁当を広げている人は見かけませんでした。眺望がいいのでここでのおにぎりは格別でしょう。

一通り写真も撮り終えたので、東峰じぇと進みます。


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このブログを見ての仙ヶ岳に登る方がいらっしゃったら持ち物にアロンアルファの追加をお願いします。

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霜柱も今年はもうおそらく見納めです。

 

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先々行くはいいが、道順を毎回全く頭に入れずにくるK氏。まっすぐいけ!まっすぐ。

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眺望の全くない東峰に比べれて良い眺めです。山頂から小さくなった市街地を眺めるのもいいんですが、個人的には海であったり、山が連なる様子の方が好きです。

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いつもは金魚のフンよろしくで後ろ着いてくるクセに珍しく今日は先々行くK氏。これが俗に言うトレッキングハイという状態でしょうか?

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シャクナゲ?です。街やホームセンターの園芸コーナーで見てもなんとも思わないのに、山で見ると尊く思えるマウンテンマジック。

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確認しづらいですが、なかなかの横雪です。東峰も西峰も周り本日のハイライトは済んだのでここからは流すだけです。そしてこのタイミング雪が風に乗って突進してきます。私たちの行動をジッと見ていたのか絶妙なそれで崩れ、神様の存在を多少でも認めなくてはならない方向になっています。

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ここからはもうひたすら下るだけです。景色うんぬんの欠片もありません。

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こちらのルートも渡渉が数箇所あります。

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1時間振りくらいにザックからカメラを引っ張り出しパシャリ。この先は行きしなに通った林道なのでまたすぐにザックにカメラはリターンです。
やはり駐車場までは遠かった・・・。私の犠牲(勝手に手前に止めた)を無駄にしないためにも必ず奥の駐車場に止めてください。下山後のアスファルト道は楽しかった登山の記憶を薄ーく平たーくクレープのように伸ばしてしまいます。
8時50分に駐車場を出て、戻ってきたのが15時25分なので、ざっくり5時間半の登山でした。奥の駐車場からのスタートなら往復で40分近くは短縮できると思うので参考にしてください。
下山後は新名神に乗る帰り道にある鈴鹿PAに立ち寄りました。登山後、お馴染みの温泉は今回オプションに入れていないのでぶらぶらする時間がたっぷりあります。


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鈴鹿PA。おそらく裏手だと思います。駐車場から直接本線と下道とに繋がっており、案内板は多いもののかなり複雑な作りのPAです。

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コンビニやお土産を買うところもあり、フードコートも広く、充実しています。家で食べる晩御飯の伊勢うどんと帰りの車中でのおやつに練り物をゲット。よくある串に刺してフードケース(?)に入れて売ってるやつです。これとコロッケは見たら勝手に財布を開けていることが多いです。

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鈴鹿と言えば鈴鹿サーキット鈴鹿サーキットと言えばF1カーです。

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中部限定のご当地微糖ボスです。普段はブラックしか飲まないのですが、ご当地ものには弱いので買ってしまいました。各地で好みの甘さがあるのでしょうか?

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PAを出てからもまだ少し時間があったので土山SAで降りて田村神社へ。助手席でググって見つけた即席観光です。場所は滋賀県甲賀市
主祭神(主として祀られる神様)を坂上田村麻呂としているそうです。
歴史の授業で習っているはずなのですが、すごい武士で征夷大将軍にいたということしかふわっと出てきません。きちんと授業を受けていれば今頃、一軒家でも建ててそれなりの企業でそこそこの地位にいられたのかもしれないな、なんて考えると涙が零れそうになります。

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特大破魔矢です。迎えにきてくれたお母さんの足元に駆け寄る子供の如く走って近づいて見るとしっかりとした鉄製の破魔矢でした。耐震強度的な問題とかありますしね。
でも、木製であって欲しかったというのはエゴです。

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こちらが本殿。とても立派な造りです。時間も17時を回り、雨がパラパラ降っていたせいか私たち以外は誰もいませんでしたが、お正月とか祭事事の際はすごい賑わいでしょう。その時期にはコロナウイルスも終息して例年通りの新年を迎えられるといいのですが。

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主に合格祈願の絵馬がたくさんかかっています。高校受験は名前を書いときゃ入れると言われた地面すれすれで底辺な私立高校に行き、大学受験も就職もせず、高校卒業後フリーターの道を選んだ私にこの合格の文字は神々しさすらあります。合格とか願い込めて人生で一度でもいいから書きたいななんて普通に思ってしまいました。

鈴鹿PA田村神社ももし時間があるようなら立ち寄ってみてください。次に来る際はやっぽんぽんの湯が気になっているので立ち寄った際には記事に盛り込みたいと思います。

いかがでしたでしょうか?仙ヶ岳は。
鈴鹿山脈にありながら鈴鹿セブンマウンテンの山々の名前の下に小さくなってしまっている山ですが、景色も良く渡渉箇所やなかなかの急登もあり、登山してるなという気持ちにさせてくれる素晴らしい山でした。みなさんも機会があればぜひ登ってみてください。ルートもですが、駐車場もきちんと調べていってくださいね。

 

 

 

 

ごあいさつ

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はじめまして、当ブログの管理人オミです。このブログでは私の登った山に関するあれこれをまとめて発信しています(していきます)

今や巷では老若男女問わず空前の登山ブームです。登山と検索するだけで目がチカチカするほどの数の登山ブログがずらっと整列します。
出遅れた感、いまさら感がある中でなぜ個人でブログを立ち上げたのかというとどの記事も読んでいて登山に関してしか書かれていなかったからです。
山(登山)のブログなので当然と言えば当然ですが「前後にもっと書くことがあるはず」と読んでいて思うものが多いです。

よくあるのが、最寄駅や登山口、駐車場からのものです。これ自体に正しい、間違ってるの定義はありません。でも、そこにたどり着くまでのプロセスや情報、終わってからだと帰りに立ち寄った場所やその山へ今後行こうとしている人への注意点があってもいいような気がしています。
それでこそまとめたと言えるのではないでしょうか?
人によっては無駄な情報と飛ばされてしまうかもしれませんが、ないよりはあって困るものではありません。それが個人的に感じたことを書き上げるにしてもです。
そのかわり載せる以上は間違った情報はいけませんので注意は必要です。

で、このブログで何がしたいかというと登山をした1日をできる限り長く切り取り情報発信するということ。
「余計だ」と思ったところは飛ばし読みしてください。
ひとりでも多くの人に山・登山の魅力と登山プラスαを感じていただければ幸いです。
あと、自分の住んでいる周りにこんなに山があったんだ、自然があったんだと知っていいただく機会にもなればと思います。

これからどのようにこのブログが成長していくのかわかりませんが、精一杯伝えたいことを伝えていこうと思いますので、お時間あればお付き合いくださいませ。